毎日の「母業務」皆さん本当にお疲れ様です。みんな頑張ってる!
それでも寝不足だったり、基本的に予定通りにいかないし、自分のゆっくりする時間なんてない……。
深呼吸すらできなくて、「お願いやから、言うこと聞いてーーー!」という日もありますよね。
でも実は、イライラしてしまうのは、あなたが“短気だから”ではありません。
それは、あなたの体と脳が「もう限界です」とSOSを出しているサインなんです。
この記事では、イライラしてしまうママの身体に怒っている変化と、その対策を、
身体の仕組みに基づいて、わかりやすくお伝えしていきます。

イライラとは?脳の仕組みから解説
私たちが感情的になりやすいとき、脳ではどのような反応が起きているのでしょうか?
いのちを守る”扁桃体”の機能
脳内には「扁桃体(へんとうたい)」という、器官があります。
扁桃体は“情動の司令塔”とも呼ばれ、恐怖や怒りといった感情を処理する働きを持っています。
この扁桃体が危険やストレスを感じ取ると、即座に交感神経を活性化させ、体を「戦うか逃げるか」の「緊張モード」へと切り替えます。
かつて野生動物と隣合わせで生きていた私達の祖先にとっては、この反応は命を守る大切な本能でした。
しかし、現代では「命の危険」直結しないはずの「寝不足」や「育児の負担」「情報過多」といったことでも、刺激が続くことにより、脳はそれらを「危険」として認識し、同様に扁桃体を活性化させてしまうのです。

”緊張モード”が続くと、感情のコントロールが難しくなる
扁桃体が活性化し、「緊張モード(交感神経優位)」になることで、
心拍数や呼吸数が増加し、筋肉が緊張します。そして、冷静な判断をつかさどる「前頭前野(ぜんとうぜんや)」の働きが低下します。
すると
- いつもなら流せることに過敏に反応してしまう
- 必要以上に攻撃的になってしまう
- 言いすぎてしまったあとで自己嫌悪に陥る
といった反応が起こりやすくなります。
この状態がストレスなどの刺激で長く続くと、
- 自己肯定感の低下
- 家族関係がギクシャクする
- 心が落ち着かない
- ゆっくり眠れない
- 朝起きても疲れが残っている
といった悪循環へとつながることもあります。
そうならないためにも、イライラを感じること自体が「性格の問題」ではなく、
「脳のシステムがあなたを守ろうとして過剰に働いている状態」なのだと知ることが、まずは第一歩です。
ヨガが脳と体を「安心モード」に戻す理由

このような必要以上の「緊張モード(交感神経優位)」から抜け出すために有効なのが、
「副交感神経(リラックス神経)」を活性化することすることです。
この「リラックス神経(副交感神経)」が活発になると、心拍や血圧が安定し、呼吸は深くなり、筋肉の緊張がゆるみます。
これによって、扁桃体(緊張モードへの司令塔)の過剰な反応が抑えられ、前頭前野(感情をコントロールする)の機能が回復しやすくなるのです。
ここで、ヨガが果たす役割が非常に大きくなります。
ヨガの生理学的効果
- 深い呼吸(腹式呼吸):横隔膜の動きを活発にし、迷走神経(副交感神経の中枢)を刺激することで、自律神経のバランスを整えます。
- ゆったりとした動作:「今この瞬間」の感覚に意識を戻すことで、過去や未来への過度な不安や焦る気持ちを抑えます。
- マインドフルネスの要素:内観(今の自分に気づく)を通して、感情のコントロール力が高まると報告されています(※Kabat-Zinnらによる研究など)。
- 身体感覚の回復:疲労や緊張で鈍くなった体の感覚を取り戻すことで、「気づいたら怒っていた」状態を防ぎやすくなります。
このように、ヨガをすることで「危険」を感じている脳に、安心感を与えて、
「緊張モード」を解除できるようにサポートする役割を期待できます。

「気合い」ではない解決方法
「怒らないように我慢する」のではなく、「怒りが湧きにくくなる脳の状態」をヨガで育てる。
イライラは、気合いや意志でどうにかできる問題ではありません。
あなたの身体と脳が必要としている、身体と脳の仕組みに沿ったアプローチが必要です。
「また怒ってしまった…」と落ち込むのではなく
「自分に戻る時間を作ろう」とすることが、大切なのです。
実践してみよう! イライラに効くおすすめヨガポーズ
壁足上げのポーズ(ヴィパリタ・カラニ)


壁にお尻をつけて仰向けになり、脚をまっすぐ上げて壁にもたれさせます。
- 足のむくみ・だるさの改善
- 血液やリンパの循環を助け、リラックスを促す
- 背中全体を床につけて「安心感」を得やすい
- 呼吸に合わせて5分程度おこなえるといいです
心がザワザワしたときや、疲れて思考がまとまらないときにおすすめです。
橋のポーズ(セツバンダ・アーサナ)
仰向けになり、膝を立ててお尻を持ち上げるポーズ。

- 胸を開くことで呼吸が入りやすくなる
- 腹部・背中・脚をバランスよく使い「今この瞬間」に意識を戻しやすい
- 横隔膜の動きを助けて自律神経の調整をサポート
少しコツがいるポーズなので、レッスンで一緒に取り組むのがおすすめです。
「やる気が出ない日」や「内側からエネルギーを取り戻したい」ときに◎
ママが自分に戻るヨガ〜京都市北区子連れヨガ〜
現在、京都市北区で、子連れOKのヨガクラスの準備を進めています。

このクラスでは、子どもさんと同じ空間にいながら
ママの“自分に戻る時間”を作ることを目的にしています。
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「今日も怒ってしまった…」そんな自分を責める前に
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