先日、京都府私立幼稚園PTA連合会の北・上京地区家庭教育セミナーにて、講師を務めさせていただきました。
今回のテーマは、
「産後ぽっこりお腹の真実〜運動ゼロで変わる姿勢の秘密〜」
産後の身体の変化や姿勢、呼吸について、実際に身体を動かしながらお伝えしました。
「産後、お腹がぽっこりしたまま戻らない」
「体重は戻ってきたのに、お腹だけ気になる」
そんなお悩みを考えるとき、運動や食事だけでなく、姿勢や身体の使い方にも目を向けることが大切です。
私自身も3回の出産を経験しています。

産後のお腹を変えたいと、食事や運動に取り組んできた経験があるからこそ感じるのは、がむしゃらに頑張るだけでは、思うように変化を感じられないこともあるということです。
だからこそ今回のセミナーでは、「もっと運動を頑張りましょう」とお伝えするのではなく、まずは自分の身体の仕組みを知り、実際に動いて感じることを大切にしました。
産後のお腹と姿勢・呼吸の関係
今回のセミナーでお伝えしたのが、「インナーユニット」という身体の仕組みです。
インナーユニットは、横隔膜・腹横筋・多裂筋・骨盤底筋群からなる、身体の中心を内側から支える筋肉のチームです。
それぞれが連携しながら、呼吸や姿勢の保持、身体を動かすときの安定に関わっています。

妊娠中は、お腹が大きくなるにつれて姿勢や身体の使い方が変化し、腹部や骨盤底周辺の筋肉にも変化が生じます。
そして出産後は、身体が回復していく途中から、抱っこや授乳など、赤ちゃんのお世話が始まります。
こうした変化を経験する産後の身体では、姿勢や呼吸、身体を支える筋肉の働きにも目を向けることが大切です。
そこで今回お伝えしたのが、呼吸を通して肋骨の動きを感じること。

息を吐くときに肋骨が自然に内側へ戻る動きを感じながら、呼吸に合わせて身体の内側がどのように動くのかを意識していきました。
呼吸と身体の中心の安定は、互いに関わっています。
まずは自分の身体の動きを知り、無理なく呼吸できる状態を目指すこと。
それが、姿勢や身体の使い方を見直す第一歩になります。
参加した方からいただいた感想
セミナーで特に印象に残ったこととして、こんな感想をいただきました。
「インナーマッスルが、1つのまとまりで影響しあっているユニットだったことです!」
インナーユニットを、個々の筋肉としてではなく、連携して身体を支えるひとつのチームとして捉えていただけたことが伝わってきました。
また、今日から実践したいこととして、
「忘れないように、1分呼吸はじめます。」
という声もいただきました。
さらに、講師へのメッセージでは、こんな嬉しい言葉も。
「実際に呼吸に集中する=自分に目を向ける時間を作っていただけたことは、とても気付きにつながりました。」

身体の仕組みを知るだけでなく、実際に呼吸を感じながら自分自身に意識を向けること。
今回のセミナーが、ご自身の身体を見つめ直すきっかけになったことを、とても嬉しく思います。
自分の身体を整えることは自分に目を向けること
私自身、母親になって、どうしても自分のことが後回しになっていました。
なんだかイライラする、モヤモヤする。
けどどうやって解消するかわからないからお菓子を食べて紛らわせることもありました。
そんな私が変わるきっかけになったのが、ヨガを通して自分の「今」に意識を向ける時間を持つことでした。
「ちょっと疲れているから、布団はまた明日干すことにしよう」
「ちょっとお腹痛いから、先に痛み止めを飲んでおこう」
自分の状態に気づくことで、今の自分に必要なことを考えて選べるようになりました。
その積み重ねが、自分がごきげんでいられる時間を増やしてくれたと感じています。
今回のセミナーでは、ぽっこりお腹の改善につながる身体の使い方をお伝えするとともに、呼吸をとして自分自身に目を向ける時間も大切にしました。
身体を整えることは、単に見た目を変えることだけではありません。
今の自分の体や気持ちに気づき、自分に必要なケアを選べるようになること。
そんなきっかけを、これからもヨガや身体の知識を通して届けていきたいと思っています。
セミナーのご依頼について
産後の身体や姿勢、呼吸をテーマにした講座のほか、子育て中の女性に向けたヨガや身体づくりに関する講座も行っています。
看護師・保健師としての知識と、ヨガインストラクターとしての経験を活かし、身体の仕組みを知ることと、実際に身体を動かして感じることを大切にしています。
セミナーや講座をご検討の際は、お気軽にご相談ください。

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