~資格、仲間、学びの深さ。失敗も含めて感じたリアルな話~
こんにちは、mayukoです。
前回の記事では、私が専業主婦からヨガインストラクターになった理由をお話ししました。
今回はその続編として、「もし今もう一度養成講座を選ぶとしたら、どんなことを重視するか?」という視点で、実際に受講して感じたリアルな体験をもとに、今なら重視したい5つのポイントをお伝えします。
これから講座を選ぶ方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

信頼される資格が取れるか(RYT200かどうか)
ヨガの資格にはさまざまな種類があり、実は資格がなくてもインストラクターとして活動することはできます。
ですが、だからこそ「どこでも通用する資格」を取っておくことは、自分の活動の幅を広げる意味でも大きな意味があると思います。
私はRYT200(全米ヨガアライアンス認定)を取得できる講座を選びました。今思えばこれは正解だったと感じています。

✔️肩書としても認知されやすい
✔️海外・オンラインでも通用する国際的な基準
こういった点からも、RYT200が取得できるかどうかは、ひとつの判断基準として外せないポイントです。
実際私の周りで、民間のヨガインストラクターの資格を取った後に、RYT200を取り直している人も多くいました。
どうせ時間とお金をかけてヨガを学ぶなら、「RYT200」をとることをおすすめします。
講座の内容とレベル感が自分に合っているか
自分には物足りなかった部分も
私が受けた講座は、全体的に初心者向けの内容でした。
ヨガスートラなど、初めて学ぶ内容については、調度よかったのですが、
看護師であった私には、とりわけ解剖学の授業に関しては、進度がとてもゆっくりに感じられ、正直少し物足りなさもありました。
一方で、それでもついていけないという同期も多くて、全体としてのバランスが難しかった印象です。
事前にチェックするポイント
だからこそ、事前に
- どんな講師が教えるのか
- カリキュラム内容が具体的に公開されているか
- 卒業生が実際どんな活動をしているのか
といった点をよく確認しておくと安心です。
ただ、それでも実際に受けてみないとわからないことは多いです。
「足りない」と感じた時にどう補うかも考えながら受講できるいいですね。
(私が実際どうしたかについては、この後で詳しくお伝えします)
仲間ができる環境かどうか(オンラインでも)
オンライン講座の孤独感
私が受講したときは、ちょうどコロナウィルスが広がりだした頃で、オリエンテーションのみ対面で、その後オンラインに変更されました。
当時は家で受けれてラッキーぐらいにしか思っていなかったのですが、同期と顔を合わせる機会が一度しかなかったことで、気軽に質問したり雑談したりできるような関係が築けませんでした。
その孤独感は、学びのモチベーションにも影響しました。
- やってるけど、合ってるかわからない。
- 講座の中で「やってみましょう」と言われたこと、みんなどこまでやってるのだろう
- この説明で私はよくわからなかったけど、みんなはわかったのかな?
オンラインの質問受付フォームもあったのですが、ただ共感しあいたいだけなのにという気持ちは解消できず、難しく感じた時期もありました。
対面のつながりが学びを深めた
講座の後半、行動制限が緩和され、希望者は対面でアーサナの授業を受けられうようになり、
先生から実際にレッスンを受けれることはもちろん、同期とコミュニケーションが取れるようになったことは、とても嬉しく、より深い学びにつながっていきました。
デモレッスンをしたときの、同期のリアルな反応や、ちょっとした気付きなどは、
オンラインだけではなかなか得られなかったと思います。

今ならここをチェック
たとえオンライン中心の講座でも
- 対面で授業を受ける機会がある
- オフ会や交流イベントがある
など、「人とのつながりを築ける環境が用意されているか」はしっかりチェックしたいポイントです。
そして、「自分には必要ない」と思っても、対面の機会があればぜひ参加してください。
その場でしか得られない学びや励ましが必ずあります。
卒業後も学び続けられる環境か
正直、私が選んだ学校では、カリキュラムを終了しただけではインストラクターとしてやっていくには不十分だと感じました。
卒業前に別の学び場へ
そのため、卒業を待たずに別のオンラインサロンに入会し、アーサナの実践・伝え方・レッスン構成などを学びました。
この環境があったからこそ、具体的に行動に移して行くことができたと感じています。

卒業後孤立しないために
これから講座を選ぶ方は、以下の点を確認してみてください。
- 卒業後のフォローアップがある
- 卒業生コミュニティや継続講座が用意されている
- 同じ方向性で学べるサポートを受けられるか
ヨガの世界は深く、知れば知るほど「もっと知りたい」が出てきます。
ただ、自分の方向性が講座受講前に明確ではない場合もあると思うので、
受講しながら、学び続けられる仕組みや人とのつながりを探していけるといいと思います。
インストラクターとして活動する準備をする
私自身、インストラクターになるつもりで養成講座を受講したわけではなかったのですが、結果、インストラクターとして活動して、「本当に良かった」と感じています。
理由はたくさんあるのですが、ここでは、受けた講座を無駄にしないという観点でお話していきます。
アウトプットが学びを深める
人は得た知識を48時間以内にアウトプットすることで定着やすくなると言われています。
ヨガインストラクター養成講座なので、インストラクターとしての人材育成を目的とした内容が中心です。せっかくお金と時間を使って学ぶのであれば、その学を自分のものにするためにも、早めにアウトプットすることを意識すると良いです。
発信が次の学びにつながる
60分のレッスンをするだけではなく、家族には話す、ノートにまとめる、SNSやブログなど、他の人へ発信するなど、自分なりの形でアウトプットしてみてください。そして、その時に感じたリアルな感覚の記録が後に財産になっていきます。
「人に伝える前提」で、講座を受けることで、インプットや質問の質も大きく変わってきます。
まとめ|“学ぶ場所”より、“学び続けられる環境”を
ヨガインストラクター養成講座は、学びの第一歩にすぎません。
どんなに素晴らしい講座でも、自分がどう関わるかで得られるものは大きく変わります。
以下の5つの視点を持って、あなたにとって意味のある学びの場を選んでみてください。
講座選びのチェックリスト
- RYT200が取得できるか
- カリキュラム内容が自分に合っているか
- 同期・講師との交流機会があるか
- 卒業後の学びの場があるか
- 発信・実践の場を持つイメージができるか
あなたの“これから”を形にする一歩を、ぜひ自分らしい選択で踏み出してください。

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